特許料の弁理士資格試験問題

弁理士試験問題平成17−54

特許料の納付に関し、次の(イ)〜(ホ)のうち、誤っているものは、いくつあるか。
(イ) 国と株式会社甲との共同出願に係り持分の定めがなされている特許出願について特許をすべき旨の査定がなされた場合、請求により第1年から第3年までの各年分の特許料の納付期間が延長されることがあるほか、請求がなされない場合であっても、当該特許料の納付期間が延長されることがある。

弁理士試験問題解説 正解○
第1年から第3年だから、4条がすぐに浮かびますね
4条って、職権でも延長されますね

弁理士試験問題
(ロ) 特許料の追納がなされなかったことにより初めから存在しなかったものとみ
なされた特許権が、その後の特許料の追納により回復した場合、当該回復した
特許権の効力が、その回復の登録前における当該発明の実施に及ぶことはない。

弁理士試験問題解説 正解×
始期は追納期間の経過後
終期は特許権の回復の登録まで
したがって、追納期間の経過前、すなわち納期期間後から6月内の発明の実施には及ぶことになります

弁理士試験問題
(ハ) 第1年から第3年までの各年分の特許料につき、特許法第109条の規定による納付の猶予が認められる場合、同条の規定による軽減も同時に認められることがあるとともに、その猶予後の期間内に当該特許料を納付することができないときでも、特許料を追納できることがある。

弁理士試験問題解説 正解×
猶予と軽減が同時に認められることはありません

弁理士試験問題
(ニ) 特許法第109条の規定による納付の猶予がなされず、同法第108条の規定に基づき第1年から第3年までの各年分の特許料の納付期間が延長された場合、その延長された期間内に当該特許料を納付できなかったときは、その期間の経過後6月以内に当該特許料を追納することができる。

弁理士試験問題解説 正解×
納付の猶予がされないなら、追納はできません

弁理士試験問題
(ホ) 特許法第109条の規定による免除がなされた場合のほか、第1年から第3年までの各年分の特許料が納付されていないにもかかわらず、当該特許権に基づく差止請求権を行使できる場合がある。

弁理士試験問題解説 正解○
要するに特許権が登録されればいいわけです
そのためには1年から3年の特許料が支払われないときでも登録されることを考えます
免除のほか、猶予もありますね